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新型コロナウイルスとは、いったい何者なのか?

新型コロナウィルス

オフィスのデスクより、

年明けが起こった新型コロナウイルスによって、日本をはじめ世界中でパニックに陥っています。

ロックダウン(都市封鎖)も当たり前のように世界各地で起こり、日本でも東京が今週・来週末に外出規制がかかるなど、これまで世界が経験したことがないような事態が起きています。

実体経済にも影響をあたえ、ワイドショーやネットを開けばネガティブなニュースばかりが見聞されます。

今日のメルマガでは、少し家の話とはそれますが、私が思う「新型コロナウイルスの正体」についてお話をしたいと思います。

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新型コロナウイルスの正体

新型コロナウイルスと聞いてあなたは、何を連想しますか?

死を招く恐ろしいウィルス?

生物兵器?

人によって色々イメージがあると思いますが、私が新型コロナウイルスに対して持っているイメージは「情報ウィルス」です。

「情報ウィルス」が人や国に蔓延し、「不安」の連鎖を起こす。そして「不安」の連鎖で世界が「パニック」になっているということです。

あまり語られないインフルエンザとの対比

新型コロナウイルスに対する不安ばかりが目立ちますが、「インフルエンザの方がよっぽど、、、」と感じている方も多いのではないでしょうか。

実際のところ、インフルエンザとの対比を見てみました。

日本のインフルエンザと新型コロナウイルスの対比(2020年3月23日時点)

感染者数 死亡者数 死亡率
新型コロナウイルス 1,089人 41人 3.76%
インフルエンザ(2018-2019年) 約12,000,000人 3,325人 0.027%

参照:厚生労働省 新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年3月23日版)
:NIID 国立感染研究所 インフルエンザ2018/19シーズン
厚生労働省 人口動態調査

この対比を見るときに気を付けたいポイント

  • 新型コロナウイルスは検査がされていないだけで、潜在的感染者が多数いると考えられる
  • 死亡者数のカウントは、新型コロナウイルスは合併症で亡くなったをカウントをしているが、インフルエンザではカウントしない
  • インフルエンザは予防接種や対処薬が確立している

アメリカのインフルエンザと新型コロナウイルスの対比(2020年3月28日)

感染者数 死亡者数 死亡率
新型コロナウイルス 101,657人 約1,600人 1.58%
インフルエンザ(2018-2019年) 35,520,883人 34,157人 0.096%

参照:CDC「インフルエンザについて」

今年度に限って言えば、アメリカではすでにインフルエンザの死亡者数が1万人を超えていて、この中に新型コロナウィルスが相当数含まれているのではないかという憶測もありますが、2017-2018年の死亡者数は約61000人います。

2010-2011年のシーズン以降、アメリカではインフルエンザの死亡者数自体が1万人を下回ったことはありません

新型コロナウイルスは不安の連鎖

これのデータを見れば、確かに人を死に至らす怖いウィルスであることに異論はありませんが、正直インフルエンザと比較してここまで世界的な騒ぎになることなのかと不思議に感じています。

ただ、インフルエンザと明らかに違うことは、

  • 新種であること
  • 予防接種や治療薬ができていないこと

この2点なのですが、この2つが人の不安に伝染し、一気に拡がったような気がしてなりません。

不安をあおることで視聴率やお金を稼ぐメディア

今回の一連の騒動を見ていて、強く感じたのが、テレビのワイドショーをはじめとしたメディアの煽り方です。

最近は私はもうテレビを見ないようにしていますが、一時期は速報で「○○県で、あらたに感染者が1名」なんて出てきました。

地震速報とかと同じ扱いです。1人感染になっただけなのに。

そして感染した方が大勢いる一方で、回復された方も大勢います。そっちの人数などはほとんど触れられていることはありませんでした。

正直、ワイドショーも煽りすぎ感ありすぎです。空っぽになったトイレットペーパーの棚などを永遠と見せながら中継していれば、より不安が連鎖するだけです。

実際に不安をあおった方が視聴率も上がりますし、モノも売れたりします。そもそも不安は人類が生き残るためにDNAに組み込まれているものですから。

新型コロナウイルスが情報ウィルスと思う理由

今私たちは情報社会に生きています。

普通に生きていても、テレビや雑誌、スマホなどを通じて非常に多くの情報が望む望まないにかかわらず入ってきます。

そんな情報にのって不安が人伝えに次々と感染していく。そんな状況を見ていると、今回の新型コロナウイルスが情報ウィルスだという感じがしてなりません。

そしてさらに悪いことに不安という心理は人の免疫力を下げてしまいます。今の状況ではより悪い方向に転がるだけです。

新型コロナウイルスに負けないために

ここまで色々書いていきましたが、あくまで個人的な意見・感想が多分に含まれているのですが、新型コロナウイルスはこんな実体経済に深刻な影響を与えるほどのものではないと考えています。

もちろん、今は不安の連鎖が広まってしまっている以上、感染者数が減りだしたとか、新薬が開発されたなど、何かしらポジティブなニュースが必要になります。

そして、これ以上不安を広げないためにも、不急不要の外出は避けつつ、感染を抑え感染者数が減るというステージまでもっていく必要はあると思っています。

ですから、必要以上に不安にならず、いたずらに不安をあおるような情報とは距離をとりつつ、これ以上感染が広がらないように気を付けながら過ごすことが、今の正しい過ごし方なのではないかなと考えています。

宮田明典

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