知識・マインド

他人ごとではない災害リスク

オフィスのデスクより、

先月終わりごろの北九州を襲った豪雨は甚大な被害をもたらしました。

被害にあわれた方、被災された方へ心からお見舞い申しあげると共に、復興に尽力されている皆様には安全に留意されご活躍されることをお祈りいたします。

さて、ここ最近の日本は温暖化の影響もあり、徐々に亜熱帯化してきている気がします。

これまでの常識が通じない、想定以上のことが頻発しています。

被害の大きかった佐賀県武雄市のハザードマップを確認してみましたが、今回の大雨が想定を超えたレベルのものであったことを物語っています。

ちなみに名古屋市のハザードマップでは、河川が決壊したときの想定になっているので、今回のような豪雨に見舞われたときの想定です。

ここ最近、「何十年に一度レベル」の災害がしょっちゅう起こっていて、感覚がマヒしてきますが、今回のような大豪雨が大都市圏で発生したらどうなるのだろうと考えてしまいます。

もともと私は不動産会社に勤めていた時と、今の会社を立ち上げる間に保険代理店を営んでいましたが(今でも会社はあり人に任せています)、その時から災害には結構敏感です。

何しろ、災害があった翌日は保険請求や相談がかなりの数で入ってきます。

実際火災保険も、火事リスクについては建築材の発達により安くなっていますが、水害リスクや風災害リスクの保険料は高くなっていました。

他にも、あまりニュースにはなりませんが、水につからなくても下水の逆流など、水害に関連する被害は意外に多かったりします。

身の安全を考えれば、水害の発生しにくいエリアに居を構えるのが理想ではありますが、すべての人がその対応が出来るわけではありません。

自治体で公表されているハザードマップは、災害リスクを示すだけのものではありません。有事の際の対策についても掲載されています。

有事の際の避難場所や避難経路、どんな対策を日ごろからすればいいのか。そんな対策を家族で共有しておく。

そんなことが必要だと思います。

あとは、火災保険は必ず加入するようにしましょう。

特に戸建では保険料が高くなりますが、何かあった時のリスクが大きい分、保険の役割が果たす意味も大きいと実感しています。

今時の保険であれば、有事の際の損害もすべて元通りにできるだけの保障があるので、しっかり入っておきたいところです。

あなたも有事の際を考えた家探し、対策を行うようにしてください。

宮田明典

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宮田明典

不動産エージェントが探せるサイト「HOUSECLOUVER」の創業者兼CEO。全国の優良な不動産エージェントのネットワークを構築し、住宅業界にイノベーションを起こす傍ら、自身も現役の不動産エージェントとして活躍。 相談件数は毎年2〜300人にもなるトップエージェント。 現在は東京エリアと名古屋市周辺エリアに対応。

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