時事・知識・マインド

契約や引渡し、六曜は気にする派?気にしない派?

2020年5月22日

オフィスのデスクより、

あなたは縁起を担ぐ方ですか?それともあまり気にしない方ですか?

よくカレンダーにも書いてある「大安」や「仏滅」などを六曜と呼び、何かをするのに縁起がいい、悪いとされるものです。

結婚式なんかだとよく「大安」が選ばれますし、逆に「仏滅」などは敬遠される傾向にあります。

不動産の契約や決済にもこの六曜を重視する人とそうでない人で分かれていたりするので、今日はちょっと六曜について調べてみたいと思います。

この記事は動画でもご覧になれます。

六曜の起源と歴史

六曜はもともと今のように1週間を7日(七曜)としてでなく、6日としていたところからきています。

そして起源は中国といわれていて、14世紀の鎌倉時代から室町時代にかけて日本に伝わったとされています。

名称や意味も「赤口」以外は変わってしまっているそうで、19世紀の初めごろに今の形になったそうです。

そして明治時代に入って、一旦は六曜の吉凶の解釈は迷信だとして禁止されてしまうのですが、第二次世界大戦後にまた復活したようです。

各六曜の意味と吉凶

ここで各六曜の意味と吉凶を確認しておきます。

「先勝」

「せんしょう」とか「さきがち」と呼ばれています。

午前中が吉。午後2時以降は凶とされます。

「友引」

「ともびき」と呼ばれています。

「凶事に友を引く」という意味です。

いい意味で捉えている人もいるかもしれませんが、葬式はこの日にしないとされています。

しかし六曜と仏教は関係がないため、友引でも葬式をする宗派もあるそうです。

「友引」では、朝は吉、昼は凶、夕方は大吉とされています。

「先負」

「さきまけ」「せんぶ」「せんぷ」などと呼ばれています。

万事に平静であることがいいとされ、勝負事や急用は避けるべきとされている日です。

午前中は今日で、午後は吉ともされています。

「仏滅」

「ぶつめつ」と呼ばれています。

仏も滅するような大凶日とされていて、婚礼などの祝儀には敬遠されます。

字面から仏陀(釈迦)が入滅した(亡くなった)日と解釈され、基本的には無関係だそうです。

また「物滅」として「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」とされ、「大安」より物事を始めるには良い日という解釈もあるそうです。

「大安」

「たいあん」「だいあん」と呼ばれます。

六曜の中でも最も吉の日とされます。

特に婚礼は大安に行われることが多く、不動産の契約や引渡し、自動車の納車日に選ばれることが多いです。

「赤口」

「しゃっこう」「しゃっく」「じゃっく」「じゃっこう」「せきぐち」「あかくち」などと呼ばれます。

六曜の中で唯一名称が変わっていない日です。

赤という字がつくので、「死」を連想させる不吉な日とされています。

しかし、法事や正午(午前11時から午後1時ころまで)は吉とされています。

六曜を気にするかしないか?

結局のところ、迷信というか根拠があるわけでもないので、気にするかしないかだと思います。

実際に営業をしていて気にする方は全体の2割くらいな感覚です。

私の場合も、そこまで気にしない性格ですが、仕事柄カレンダーではいつも見ています。

「大安」に結婚したからといって万事うまくわけでもないですし、「仏滅」だからといってすべてがダメだというわけでもないと思います。

結婚式場なんかは「仏滅」の日は人気が無くて通常よりも安くなるそうで、あえてその日を狙った友人もいました。

価値観というか考え方の問題なので、一概にどちらがいいという話ではないですね。

あなたは六曜は気にする方ですか?それとも気にしない方ですか?

宮田明典

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