リフォーム・リノベーション

リノベーションをした物件は高く売れる?

宮田明典

不動産エージェントが探せるサイト「HOUSECLOUVER」の創業者兼CEO。全国の優良な不動産エージェントのネットワークを構築し、住宅業界にイノベーションを起こす傍ら、自身も現役の不動産エージェントとして活躍。 相談件数は毎年2〜300人にもなるトップエージェント。 現在は東京エリアと名古屋市周辺エリアに対応。

オフィスのデスクより、

ここ最近の傾向ですが、中古住宅を購入してリノベーションをしようという方が増えてきています。

勉強会でも、一定数のリノベーション希望者がいるので、少し時間を割いて注意点などをお伝えしています。

色んな視点からの注意点があるのですが、今回はリノベーションの「資産性」についてお伝えしたいと思います。

お金をかけた分だけ資産になるわけではない

まず最初にお伝えしたいのは、お金をかけたからといって、すべてが資産価値に反映されるわけではありません。

例えば、1500万円の中古マンションを購入して、1000万円をかけてリノベーションをしたとします。

仮にそれを売りに出した場合、2500万円で売れるかと言われれば、そうではありません。

リノベーションの内容にもよりますが、資産価値としては500万円しかアップしない場合もあります。

逆にリノベーションのやり方が良ければ、500万円のコストに対して1000万円の価値アップにつながる場合もあります。

自分の「好み」と世の中の「ニーズ」

なぜこのようなことが起こるかといえば、自分の「好み」と世の中の「ニーズ」に差があるからです。

自分にとって100%の物件は、他の人にとっても100%であることは少ないです。

逆に自分にとって70%くらいの物件が、他の人にとっても70%くらいでズレが無かったりします。

実はこの辺りが上手なのが、再販業者というカテゴリーの不動産会社なんです。

再販業者はたくさんの物件を売り買いする中で、その勘所をわきまえています。

効果対費用を考えながらリフォーム・リノベーションをして、自社の利益を高めていくのが、やはりプロだけあって上手なんですね。

ちなみに僕の会社も最初は買取再販業をしていた時期もあるので、何となくその勘所は分かります。

だからこそ、このお話を勉強会でお伝えするようにしています。

資産性と非資産性のバランス

ただ、僕自体はリノベーションが大好きです。

おしゃれな物件も大好きです。

実際におしゃれな物件を集めた「renofit」といサイトも運営しているくらいです(最近は忙しくてなかなかアップ出来ていないですが)。

ただ、この事実を知っているか知っていないかは大きいと思っています。

分かっていて、それでも自分の「好み」を優先したいとなるのは全然OKです。

人それぞれに価値感があるので、最終的な判断はお任せしています。

あなたも、もし中古住宅を購入してリノベーションを考えているのであれば、是非このポイントには気を付けていただきたいと思います。

宮田明典

P.S

ちなみにおしゃれな物件を集めた「renofit」は以下のリンクからご覧になっていただけます。

https://renofit.jp/

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