住宅ローン

住宅ローンの金利を考えるなら「実質金利」に注目

宮田明典

不動産エージェントが探せるサイト「HOUSECLOUVER」の創業者兼CEO。全国の優良な不動産エージェントのネットワークを構築し、住宅業界にイノベーションを起こす傍ら、自身も現役の不動産エージェントとして活躍。 相談件数は毎年2〜300人にもなるトップエージェント。 現在は東京エリアと名古屋市周辺エリアに対応。

オフィスのデスクより、

住宅ローンを比較する際に、まず見るのが金利だと思います。

よく10年固定で○.○%とか35年固定で△.△%と表記されているものです。

しかし、実際に住宅ローンを借りる時は諸費用であったり、保証料であったり、別途団体信用生命保険料がかかるものもあります。

ここではまとめて諸費用と呼びますが、借入れる銀行によって大きく違ってきます。

諸費用を含めてお得なローンを探す

多くの人は表面的な金利の安さで住宅ローンを選んでしまうことが多いと思いますが、諸費用を加味すると「実質金利」が逆転してしまうケースは多々あります。

実際の計算はややこしいので、以下のサイトを利用します。

※ちなみにこのサイトは3つまでの金融機関を一度に比較することが出来る優れものです!

http://www.simulation.jhf.go.jp/type/simulation/hikaku/openPage.do

実際に例を挙げて計算してみましょう。

よく銀行の手数料や保証料の計算で多いのが、「借入金額 × 2.16%」というもの。

例えば借入金額3,000万円、借入期間35年、金利1%の場合は、手数料は64万8,000円になります。

この実質金利を計算してみると1.132%となり、0.132%のコストアップ要因になります。

実質金利だけでなく、使い勝手や団信の内容も重要

金利面だけでなく、実際の生活面で使い勝手がいいかどうかも地味ですが重要だったりします。

例えば職場によっては振込指定のあるところもありますが、そうでない場合振込手数料が別でかかったりしますし、そもそもATMが住んでいるエリアや職場周辺にない場合も使いにくさはあります。

また住宅ローンに付帯する団信にも色々な補償内容があります。大きな借入金額になる住宅ローンでは、何かあった時の保障も大きなポイントではないでしょうか。

ここで言いたいのは、表面的なところだけで判断するのではなく、色んな側面から比較検討しましょうね、ということです。

あなたが借りようとしている銀行は、本当にお得ですか?

宮田明典

いいねボタン

この記事が気に入ったら
「いいねボタン」をクリックお願いします!

知りたいことを検索してください

動画で学ぶことができます。チャンネル登録して最新情報をGET!

全国の不動産エージェントが探せるサイトです

HOUSECLOUVER(ハウスクローバー)不動産エージェント

HOT

-住宅ローン