住宅ローン

住宅ローンの審査が厳しい銀行とそうでないところ

2020年3月7日

オフィスのデスクより、

年間で100組ほどの相談にのり、年間30件ほどの住宅購入のお手伝いをさせていただいておりますが、人によっては問題になってくる銀行の審査基準。

勤め先が大手でどこに出しても大丈夫という方もいれば、自営業の方や年収がそこまで多くない方、少し特殊な事情がある方など、住宅ローンを申し込む銀行を選ぶ必要がある方もいらっしゃいます。

ここのあたりは、本人の希望や価値観、銀行の審査基準などを総合的に判断しながら進めていきます。

そこでこの記事では、審査が厳しいところとそうでないところ、また特徴などをまとめます。

注意点としては、各金融機関は審査の基準については判断基準を公表していません。あくまで私が経験からくる感覚的な部分が大きいので、あくまで参考程度に読んでいただけると幸いです。

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住宅ローンの審査基準が厳しいと感じる銀行

まず初めに審査基準が厳しいと感じる銀行です。

都市銀行

全国にATMや店舗のネットワークがあり、金利はやや高いものの、付帯サービスが良かったり、複雑な案件なども取り組むこともできるため、重宝しています。

しかし審査自体は絡めで、特にキャッシングや消費者金融の借入があったりすると通らないことがあります。

一度商社勤めの方がいて、M銀行に審査を出したら通りませんでした。年収や勤務先は問題ないのですが、キャッシングをしていました。

海外出張が多く、現金を出すときはどうしてもキャッシングになってしまうことが多いとのことでしたが、おそらくそれが原因かと思われるケースでした。

ネット銀行

無店舗タイプや物流系など、様々なネット銀行が存在しますが、すべてではないものの、傾向として厳しめです。

理由としては保証会社がないことかと思われます。

関連記事:住宅ローンで銀行と保証会社の関係と保証料について(HOUSECLOUVER)

実際私も、大手財閥系の方や自動車系の方が、頻繁に減額にあっているのを目の当たりにしています。

私の感覚的には、自己資金を多く出さないと減額になることが多いように感じます。

住宅ローンの審査基準があまり厳しくないところ

緩いと書くと語弊があるので、あえて「厳しくないところ」という書き方で。

フラット35

非正規雇用の方や、転職して間もない方、自営業者や会社役員など、一定の条件を満たす必要はありますが、比較的一般的な銀行よりも対象となる方の間口が広いローンです。

全期間固定金利が非常に安い水準でもあり、弊社でも活躍していますが、物件に対する基準は比較的厳しいので注意が必要です。

関連記事「フラット35の審査で失敗しないために知っておきたい5つのポイント」

農協やろうきん

農協や労働金庫(ろうきん)は、非営利団体であるため、組合であれば優遇もあり、比較的かりやすいのではないでしょうか。

また金利は少し高いかもしれませんが、諸費用は安いので、実質金利で考えれば悪くありません。

関連記事「住宅ローンは見た目の金利の安さだけでなく、実質金利で判断しましょう」

地銀や信用金庫は基準が様々

他にも地方銀行や信用金庫などがありますが、エリアや時期によってもばらつきがあります。

積極的にやっているところもあればそうでないところもありますし、もともと積極的にやっていたのが方向転換していたり、その逆もあります。

いずれにせよ、住宅ローンの審査についてはネットで情報収集が難しいので、実際に経験豊富な不動産エージェントを探すといいのかなと思います。

少しでも住宅ローンに不安があれば、まずは経験豊富な不動産エージェントに相談しましょう。

宮田明典

P.S

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