住宅ローン

住宅ローンはどうやって選んだらいい?

2019年1月14日

オフィスのデスクより、

先日、ホームページからお問い合わせがあった方の住宅ローン相談をさせていただきました。

既に購入する家が決まっているが、住宅ローンをどうやって選んでいいか分からず途方に暮れていたそうです。

普通なら買ったところの不動産仲介業者のお仕事では?と思うのですが、どこかを聞いたら誰でも知っているような大手でした。「とりあえず自分で期日までに銀行の本審査を通してきてくださいね」とだけ言って放置されていたようです。

相談に来られた方にしてみれば、どうやって選んだらいいのかも分からないし、どこの銀行がいいのかもわかりません。それで困ってインターネットで検索しているうちに、当社へ辿りついたようです。

実際のところ、多くの場合、大手は売主側の業者であり、「客付け」は専門ではなく、住宅ローンについてもあまり詳しくありません。そして忙しいので、自分で住宅ローンは見つけてきてねというスタンスが多いです。

本当に業者によって対応ってここまで違うんだなと考えつつ、相談に来てくださった方にお話した中で、住宅ローンの選び方についてお伝えしたことをシェアしたいと思います。

住宅ローンの検討に必要な切り口

よく住宅ローン選びの中で僕がお伝えするのが、どういった面を重視するかということです。

よくあるのが、「金利が安ければ安い方がいいのか」もしくは「安くなくても団信などの補償が充実している方がいいのか」です。

とにかく金利を重視する価値感の方もいれば、何かあった時の不安に対する安心に価値感を置く方もいらっしゃいます。

まずその方に価値感が合う銀行や商品を選んでいく必要があります。

金利の種類は家計ごとによって正解が変わる

そして「固定」「変動」などの金利の種類は、家計ごとによって正解が変わります。

僕が考える「変動」が向く方は、金利が上昇しても耐えられる収入がある人、短期間で借りる人、繰上返済を積極的に活用する計画をお持ちの方、借入金額自体が低い方です。

逆に長期間借りる方や、借入の金額が大きい人、変動した時のリスクがある方などは固定金利の方があっていたりします。

あと最近多いのは長期間の借入をあえて借りておいて、10数年くらいで売却する予定がある人も、変動金利が向いている、もしくは変動金利でも問題の少ない方と言えます。

つまり、その時の社会・金利情勢によって合理的な選択の答えはあるものの、家計によっても正解は変わります。

ライフプランニングありき

家計にとってどちらがいいかも、繰上返済はどれくらいしても大丈夫なのかは、しっかり算出しようと思えばライフプランニングをするのが一番です。

5年先までお金に余裕がありそうだからと、繰上返済をしてしまって、お子さんの教育費がかかる時期に家計がマイナスに陥ってしまうことも多々あります。

ちなみに相談にいらっしゃった方は、職業や年収、家族構成などと購入する物件の価格を見てよほど心配はなかったので、その旨と注意点をお伝えしました。

最近、色んな方のライフプランニングをやっていると、職業や年収、家族構成などの簡単な情報と、購入したい物件価格なんかで、ある程度大丈夫そうかどうかが分かるようになってきました。

あなたも、住宅ローン選びには色々な考え方があり、正解は人によって違うということを覚えておいてくださいね。

宮田明典

P.S 1

より詳しく住宅ローン選びについて知りたい方は以下の記事も参照にしてください。名古屋や愛知県で住宅ローンと検索エンジンに入力すると、1位とか2位に出てくる記事です。

⇒ 名古屋で住宅ローンを組むときに知っておきたい5つのこと

P.S  2

弊社のサービスは、これから購入される方向けで、基本的にはすでに購入された方の相談は受け付けておりません。

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