不動産

購入する家の地盤を簡単にチェック

宮田明典

不動産エージェントが探せるサイト「HOUSECLOUVER」の創業者兼CEO。全国の優良な不動産エージェントのネットワークを構築し、住宅業界にイノベーションを起こす傍ら、自身も現役の不動産エージェントとして活躍。 相談件数は毎年2〜300人にもなるトップエージェント。 現在は東京エリアと名古屋市周辺エリアに対応。

オフィスのデスクより、

住宅を購入する上で、気になるのは地震のこと。

マンションについては以前の記事で書いたので、こちらを参照していただければ。

「マンションは地震に強い?」

今回は戸建について。

マンションと違い戸建は予算の問題から杭を地中深くまで打っている住宅が少ないため、地盤の強さが地震の被害に大きく影響します。

地震の被害は、地震そのものの大きさと、建物、地盤の3要素で決まる。

マンションの場合であれば地震そのものの大きさや揺れ方などが大きく関係していましたが、戸建においてはその他にも建物と地盤が大きく影響してきます。

地震そのものの大きさはなかなか予想することは難しいですが、建物の状態や地盤の状態を知ることはある程度出来ます。

建物であれば、まず建築年によって新耐震基準か旧耐震基準かで判断します。

旧耐震基準の建物であれば名古屋市が無料で耐震診断を行ってくれるので、それを利用しましょう。

建物だけでなく地盤もある程度までは無料で調べられる

そして地盤についてですが、名古屋市役所のホームページ上にある「地震ハザードマップ」があるのでそれが参考になると思いますが、実はもう少し詳しく見れるサイトがあります。

それも無料で。

そのサイトはアサヒ地下探査という地質・地下水調査を行う会社で、住宅地盤調査や構造設計、不動産の専門家が利用する日本全国の地質地盤情報サービスを有料で提供しています。

その中で特に重要な項目を無料で提供してくれています。

※サイトのリンクは記事の一番最後に貼りつけておきます。

この画像はそのサイトの入力画面ですが、ここに知りたい住所を入力します。

ここでは当社の住所を入力しています。

そのポイントにマウスを当てると画像のように情報が出てきます。

そしてそれだけではなく、レポートとして出力することも可能です。

そのレポートが下の画像になります。

過去の地図と照らし合わせながら地盤の診断結果を教えてくれる優れものです。

不動産仲介業者は知らない?

当社が重要事項説明書を作成する際は添付していますが、他の仲介業者が作る重要事項説明書には添付されているのを見たことがありません。

そこまでする法律上の義務はないですし、むしろ知らない人の方が多いんじゃないかなと感じています。

ということで、不動産仲介業者はここまで調べていないことを前提に、あなたも間違っても地盤の診断結果が不良や対象外となっているような住宅を買わないようにしましょうね。

宮田明典

P.S

その気になるサイトはこちらです

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