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家探しの概念・価値観をアップデータせよ

オフィスのデスクより、

最近、金融庁から発表された報告書「高齢社会における資産形成・管理」が議論を呼んでいます。国民の金融リテラシーを高め、老後に向けた資産形成をする環境づくりを狙ったものでしたが、「公的年金では老後に2,000万円が不足する」という点がとりあげられ、政局的な話題となっています。

また他の試算では3,000万円が老後に不足するという公表もあり、世間を賑わせています。知っている人からしてみたら、いまさら感があることですが、ちょうど政局に取り上げられたこともあり、関心が高まっています。

経緯がどうであれ、今回このように注目され関心が高まることは非常にいいことだと思います。人生100年時代が現実味を帯びてきて、これまでの価値観・考え方が当てはまらなくなってきているからです。

この話題と近い時期に、経団連会長やトヨタの社長が終身雇用について発言をするなど、令和になってから少しずつ潮目が変わってきているような気がします。今まさに人生100年時代の意味が改めて問われているような気がしてなりません。

そこで今日は、「住宅」に対する概念を人生100年時代に向けてどのように捉え直していけばいいのか、その概念や価値観をぜひアップデートしましょうということで、お伝えできればと思います。

住宅は住み替えることが前提に

この考え方は、私の会社ではよくお伝えしている内容なのですが、将来売ることも考えたリセールバリューの考え方です。リセールバリューとは直訳すると再販価値のことで、買うときに売るときのことも考えて購入をする価値観のことです。

人生100年となれば、一生同じ場所に住み続けることの方が少なくなるのではないでしょうか。そう考えるのであれば賃貸の方がいいと考える人もいるかもしれませんが、それは移動する頻度にもよるかもしれません。

住宅購入には、物件そのものの資産価値を考えて購入をすることで生涯の住宅支出を抑えることができます。イコール、それは資産形成と同じことになるので、年金が足りなくなるという時代に備えることにもなります。

ただ住宅購入には物件費用以外にも諸費用もかかるため、住宅ローン減税などでほぼ諸費用が戻ってくる現状を考えれば、あくまで目安ですが、10年以上のスパンであれば、圧倒的に持ち家の方が家計にとって有利になります。

家を住み替えるたびに住宅支出を減らしていく手法は「自宅投資」とよばれ、欧米では一般的な概念です。これまでの日本は投資ではなく「消費」でしたが、これは新しい時代に備えアップデートしなければいけません。

住宅投資の概念については、関連記事「家を買うべきか迷ったら読んでください」も合わせてご参照ください。

すべての住宅は資産ではない

かつて日本では土地神話という概念があったように、不動産に対して資産価値という概念をもっています。それ自体は間違ってはいませんが、これからの人口減少や家余りが加速する日本において、すべての不動産が住宅ローンを支払えば資産になるという考え方は過去のもので、これからの時代には合わない考え方です

むしろ、この盲目的な考え方は非常に危険です。国が主導したエリアの選別もすでにかなり進んでおり、購入時の判断ミスがあなたの一生の自由を縛ってしまうことすらあり得るのです。ですから、これからの時代はどんな不動産を購入すべきか、真剣に考えていかなければいけません。

ライフプランをもって、人生に戦略を

かつての日本では終身雇用が前提となっており、会社にいれさえすれば一律で給与も増えていっていたので、将来の予測も立てやすかったと思います。

しかし、現代は冒頭でお伝えしたように終身雇用という概念は崩れていきます。それに伴い将来の予測には不透明さも漂い、様々なリスクにも事前に備えておく必要がある時代になります。

そんな中、これまでのようにいつか給与も上がるだろうと楽観的な考え方をもち、自身のライフプランをしっかり考えずに住宅ローンを組むということは、正直私には恐ろしくてできません。

多くの顧客のライフプランニンを行ってきていますが、常に気を付けていることは不測の事態にも備えられるプランを持つことです。そのプランニングの範囲内で予算を設定し、住宅を購入していくことがこれからの正しい考え方です。

不動産業者は物件紹介屋ではなく、コンサルタント

また人生100年時代に向けてアップデートしなければいけないのは、住宅購入者の意識だけでなく、私たち不動産業者についても同じことが言えると思います。

今でも多くの不動産会社は、物件情報を提供することが仕事になっています。実際に他社のHPとかを見ても、物件情報はすべてネット上に公開されているにもかかわらず「非公開物件」というメッセージを発信して集客をしています。

物件情報は、すでにロボットが代わりにやってくれる時代です。こういう作業は人よりロボットの方が得意な分野なのですが、こういう不動産業者もこれからは間違いなく淘汰されていくと思われます。

関連記事:物件探しはロボットがする時代!?

これからの時代に必要なのは、顧客が住宅購入で豊かな暮らしを実現するためのコンサルティング能力です。コンサルティングはロボットにはできません。

ですから、あなたも不動産業者を探すときは、ぜひ物件ではなくその担当者のもつコンサルティング能力で選ぶようにしてください。高度なコンサルティング能力を持ち、あなたの利益を第一に考え動いてくれる。こういう不動産エージェントが人生100年時代に求められるものではないかと考えています。

宮田明典

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家探しは「物件」ではなく「人」で選ぶ時代

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  • この記事を書いた人
宮田 明典

宮田明典

スタイルイノベーションの代表であり、トップエージェント。業界経験は10年以上に及び、購入者向けのバイヤーズエージェントとして、数多くの指名買いを受けている。年間100組以上の相談をこなしている。

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