業者選び

不動産営業マンの本当のところを知っておこう!

2019年2月25日

オフィスのデスクより、

住宅の購入するうえで、是非知っておいて欲しいことがあります。それは不動産営業マンのことについてです。

不動産を購入する時は、基本的には不動産仲介業者に依頼することになり、営業マンがあなたの住宅購入の担当をしてくれます。

営業マンも本当にピンキリなのですが、「良い人そうだから大丈夫だろう」という性善説もいいのですが、出来れば「本当に大丈夫なのだろうか?」という怪しむこともあっていいと思います。

そこで今日は、不動産仲介業者の本音と注意点についてお伝えしたいと思います。

住宅はリピートありきではない!

ほとんどの営業マンは固定給プラス歩合給という料体系です。中には歩合給のみのフルコミッションと呼ばれる形態もあります。もちろん営業ノルマもあり、会社によってはかなり厳しいプレッシャーにさらされています。

そんな中で、住宅は他の商品と違い何度も何度もリピートするような商品でもないため、営業マンの意識はどちらかというと将来のことよりも、今のことに意識が行きがちです。

つまり、顧客の10年後よりも、今この人は買ってくれるのかどうなのかということの方が興味があります。そうすると自然と、顧客の利益よりも、目の前の利益を大きくしていく傾向があります。

また多くの人が迷う予算ですが、営業マンはあまり予算のことについてじっくり考えたくはないと考えています。例えばファイナンシャルプランナーの資格を持っている営業マンもいますが、ライフプランニングなどの話をすることはありません。

なぜなら手間がかかるだけだからです。しかも結果によっては、もともとの予算から下がることすらあり得ます。手間をかけて、売上を下げる行為なんて、まずしません。

不動産仲介業者が言わなくてもいいこと

また住宅を購入する人としては、他にも知りたいことがあると思います。しかし、残念なことにここにも問題があります。

ちなみに不動産仲介業者が言わなければいけない、嘘をついてはいけないのは以下のことになります。

  1. 物件の問題点
  2. 事件・事故などの告知事項
  3. その他、宅建業法で定められた事項など

逆に言わなくてもいいこと、適当に答えてしまっても責任に問えないようなことには以下の事があります。

  1. 住宅ローン控除の適用の可否
  2. 物件(土地)の将来的なリスク
  3. 管理費・修繕積立金のとらえ方
  4. 当該物件の価格が相場と比べて高いか安いか
  5. 将来の資産価値
  6. 予算が適正かどうか
  7. その他、法律で決められていないこと

言わなければいけないことには、法律上の責任があるので、適当なことを言ってしまうと、訴えられる可能性があります。しかし、言わなくてもいいことについては、説明が間違っていたとしても、トラブルにはなるかもしれませんが、法的な責任を問うことは難しいでしょう。

しかし言わなくてもいいことに、住宅探しにおいて重要なことが結構含まれているような気がしませんか?

だからといって、すべての営業マンがこうではありません。中には顧客に対して誠実に、不都合な事実も伝えている真摯な業者や担当者はいます。

あなたも不動産営業マンについてはしっかり選ぶようにしたいですね。

宮田明典

P.S

不動産仲介業者、営業担当者の見分け方は勉強会でもお伝えしています。アットホームな雰囲気で必要な知識や考え方を身に付けてみませんか?

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