時事・知識・マインド

海外のドアは内開きで、日本は外開きの理由

2019年6月22日

オフィスのデスクより、

かねてより、名古屋は観光スポットに乏しいなんて言われてきましたが、先日Yahooニュースで面白い記事を見付けました。

それは名古屋市の中心部・栄にあるオアシスが外国人の間でにわかに人気スポットになっているようです。

トリップアドバイザーという世界的に有名な旅行サイトがあるのですが、その世界最大級の旅行サイトの中で、オアシスが「夏のフォトジェニック(写真映え)観光スポット」日本国内で北海道の洞爺湖(どうやこ)に続いて2位を選ばれているとのこと。

私の会社からも比較的近く、テレビ塔を背景に映える夜景は僕もお気に入りですが、世界的に認められているということであれば地元民として嬉しいです。特に名古屋は観光的にあまりいいイメージがありませんでしたから。

ネットで世界中が繋がり、それをきっかけに海外の人たちが日本にきて、日本の分化に触れてもらうのはとてもいいことだと思います。

文化の違いといえば、家ひとつとっても違いがあって、海外の家と日本の家を比べると色んな違いがあります。

その一つに、「玄関のドア」があります。現在の日本の住宅では、引戸よりもドアの方が多いですが、ほとんど外開きになっていると思います。しかし、これが海外に行くと内開きになります。

その理由として、海外では防犯上の理由だと言われています。不審者が無理矢理中に入ってこうとした時に、体重をかけて中からドアを押して閉めることが出来るからです。

それに対して日本では、外向きなのはなぜでしょうか?これは文化の違いで、知っている人は知っているかもしれませんが、日本人が玄関で靴を脱ぐからなんです。

海外では玄関で靴を脱ぐ風習が無いので、内開きでも邪魔になりませんが、日本では靴があって内開きだと邪魔になってしまうからです。

他にも気候的に台風が多い日本では、風でゴミが入ってきにくいというのもありますし、防犯面でも日本は昔、玄関のカギは開けっ放しという家庭は一般的でした。

そんな環境もあってか、日本のドアは独自に外開きに進化していったのかもしれません。安全が前提にあった日本では、防犯よりも靴を脱いで家に上がる風習の方が重要だったのかもしれませんね。

ちなみに違う理由で、日本でも古くから内開きを採用している建物があるのをご存知でしょうか?それは「ホテル」や「オフィスビル」などです。

理由は、災害時に逃げる時に進行の妨げにならないようにするためだそうです。ドアの開き方ひとつとっても、色々な違いがありますね。

宮田明典

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