リフォーム・リノベーション

中古住宅を買ってリノベーションする時に気を付けること

宮田明典

不動産エージェントが探せるサイト「HOUSECLOUVER」の創業者兼CEO。全国の優良な不動産エージェントのネットワークを構築し、住宅業界にイノベーションを起こす傍ら、自身も現役の不動産エージェントとして活躍。 相談件数は毎年2〜300人にもなるトップエージェント。 現在は東京エリアと名古屋市周辺エリアに対応。

オフィスのデスクより、

昨今のリノベーションブームによって、最近は中古住宅を購入して、一緒にリノベーションする人が増えています。

リノベーションほどのものでなくても、中古住宅であればなんらかのリフォームが必要になることはよくあります。

ここまでリノベーションがブームになった背景には、住宅ローンに組み込めるようになったことが大きいです。

その分、取引も複雑化してきているため、注意点を今日は解説しようと思います。

とにかくスピード勝負

気にいる物件を見付けたら、購入申込をします。

購入申込と並行して、住宅ローンの事前審査を出します。

実はこの事前審査の段階で、見積もりが必要です。

必ずしも詳細な見積もりが必要なわけではありませんが、全く適当な数字を出すわけにもいきません。

また売買契約書を取り交わした後に、今度は住宅ローンの本申込をしますが、その時に請負工事契約書が必要になります。

つまり、購入申込をしてから本申込までの間に、かなりのことを決めなければいけません。

人気物件で他に競争相手がいる時は、特にスピード感が必要になります。

事前に工事業者を見つけておく

このことを踏まえ、リノベーション費用をすぐに出せるように、工事業者は早めに決めておくことが重要です。

現状復旧を目的とするリフォームであれば、おおよその相場というものもあるので、見積もりも早く出せます。

しかし、デザイン性を求めるリノベーションともなると、間にデザイナーが入ることになるので、見積もりにも時間がかかるようになります。

お気に入りの物件を見付けてからデザイナーを探していては間に合わないので、デザイン性を求める場合には、先にデザイナーを探しておきます。

また事前審査で提出する見積もりは、仕様変更などにより金額が上がっても大丈夫なように、少し余裕を持った見積もりを出すことがポイントです。

家賃との二重払い期間が発生する

忘れがちなのが、家賃と住宅ローンの二重払いが発生する期間です。

マンションのスケルトンリフォームや、戸建の耐震改修などが絡むと、工事期間もそれに応じて長くなります。

基本的に工事に入るのは、残代金を支払って、引き渡しを受けてからになります。

2か月工事期間を要するのであれば、その間の元の家の家賃も必要になります。

なるべく工事期間が短くなるよう、工事業者との連携が重要になります。

あなたも、もし中古住宅の購入とリノベーションをお考えなのであれば、上記のことに気を付けながら家探しをしてくださいね。

宮田明典

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