物件選び

中古マンションのメリットデメリット①

2017年9月12日

自宅の書斎より、

マンションの購入を考えている方で、最近では、新築マンションに限らず中古マンションも検討対象にしている方も増えてきました。

今回は中古マンションと新築マンションを比較しながら中古マンションのメリットデメリットを改めて説明していきたいと思います。

中古マンションの7つのメリット

1.価格が安い

まず中古マンションの一番のメリットとして価格面を挙げる方は多いのではないでしょうか。

築年数にもよりますが、新築と比べて3~5割ほど安く購入できる中古マンションはとても魅力的に移ります。

新築マンションと比べて1,000万円安く購入できるということは、その費用が他の部分に回せるという考え方も出来ます。

つまり中古マンションは新築マンションと比べて暮らしの豊かさに貢献してくれやすいということも出来ます。

2.物件数が圧倒的に多い

まず市場で売りに出されている物件量に大きく開きがあります。

人気エリアでは特に中古マンションの方が多い傾向にあります。

これから希望するエリアで物件を探すのであれば、物件数の多い中古マンションも対象にした方がお目当ての物件が見つかりやすいと思います。

3.立地がいい

基本的に駅地近をはじめとする便の良い土地には既になんかしらの建物が建っている場合が多いです。

特に駅徒歩5分圏内は圧倒的に中古マンションが多いです。

やはりいい立地から建てていくので、中古マンションの方が立地がいいのは当然かもしれません。

4.管理状況や問題点が分かる

実はこれが一番のメリットではないかと考えております。

欧米では、新築マンションが博打(ばくち)という考え方が一般的です。

新築と比べて中古マンションはコミュニティや管理状況、物件自体の瑕疵など、時間が経っている中古マンションでは現状を確認することが出来ます。

「マンションは管理を見て買え」という格言があるくらいで、資産価値にも大きな影響を与えます。

少し前に世間を騒がせた傾きマンションも、中古マンションであれば避けることが出来たはずです。

いくらすべての費用を分譲会社が支払ってくれるといっても、それに振り回される労力・時間を考えるとたまったものではありません。

5.値下がりのカーブが緩やか

一般的に価格の推移は、新築分譲時がピークでそこから値段を大きく下げていく、築21~25年ころで落ち着きます。

(出典:財団法人東日本不動産機構「REINS TOPIC」)

資産価値の観点で言えば、購入した時と売却した時の価格差が少なければ少ないほどプラスに働きます。

こういった面からも中古マンションには大きなメリットがあると考えています。

6.実際に物件を見ることが出来る

管理状態や問題点が分かることと似ていますが、基本新築マンションでは実際の物件ではなく、モデルルームをみて購入を決断します。

しかしその場合、思っていたイメージと少し違って見えることもあります。

イメージよりも実物が良くなかったケースも十分ありえるわけです。

その点、中古マンションであれば現物を確認することが出来るので、イメージとのギャップはおきません。

7.売主が個人の場合は、消費税がかからない

いずれ消費税も10%になっていきます。

売主が不動産会社である新築マンションではその影響がありますが、中古マンションの場合であれば売主が個人である場合が多く、消費税の影響はありません。

また中古マンションでも売主が不動産会社の場合は、消費税がかかります。

私の個人的な見解ですが、中古マンションには相場が存在するため、価格転換がしにくく、新築マンションほどの影響はないと思っています。

ちなみにマンションをはじめとする不動産価格には消費税を含めた価格で表示するように決められています。

いかがでしょうか?

明日は中古マンションのデメリットと、どうやったらメリットがデメリットよりも多くなるのかをお伝えしていきます。

宮田明典

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