時事・知識・マインド

「メルカリ」が変えたものって?

2019年11月30日

オフィスのデスクより、

あなたも利用したことは無くても「メルカリ」というサービスの名前は聞いたことがあるかもしれません。

昨年、東証マザーズに上場して、大きくメディアに取り上げられていましたし、メルペイといったキャッシュレス市場に参入したりと、良くも悪くも色んな意味でニュースも話題が多いので、ご存知の方もおおいのではないでしょうか。

今日お話したいのは、メルカリというサービスのことではなくて、メルカリが変えた日本人の価値感について考えてみたいと思います。

メルカリを見ながら購入する?

メルカリ自体はスマホをメインとしたフリーマーケットアプリになるのですが、利用者が圧倒的に多く、どんなものでも売れていきます。

なので、メルカリを良く使っている人たちは、これから買おうと思っているものが、メルカリでいくら売っているのかを確認してから購入を決めるそうです。

例えば5万円もするようなダイエット器具。普通であれば万が一使わなくなった時のことを考えると二の足を踏んでしまうところですが、メルカリで4万5千円で取引がされているのを見れば、それで購入を決断するのです。

つまり5万円で買って、もし使わなかったとしても4万5千円で売れれば、5千円で済んだという計算になるので、「その金額なら買ってもいいかな」となるそうです。

この行動パターンこそ、メルカリが日本人にもたらした新しい価値感なのです。

広がりを見せるリセールバリュー

購入する時に売却するときのことも考えることをリセールバリューと言います。リセールバリューとは直訳すると「再販価値」です。

これまで日本は、どちらかといえばモノは消費財で作っては捨てるという考え方が主流でした。

戦後のものがない時代から変わらない価値感だったのでしょう。ただ、今の時代は逆にものは溢れ、むしろ余っている時代です。

そんな中だからこそ、価値があるものを見極め、その中で自分の「本当の価格」を安くしようという価値感がメルカリを通して一気に拡がったのだと思います。

不動産にもリセールバリューを

巷にあふれているのは、不動産も同じです。人口は減り始めているのにどんどん増えていく新築。

今は良さそうに見えても、いずれ中古として売るときに、果たしてどうなるの?そんな価値感をもっていただくことが、これからの時代をうまく生きていくコツみたいなものになるのではないでしょうか?

いくらモノが余っていても、価値があるものはいつの時代も売れます。ものがありふれた時代だからこそ、本当に価値があるものを見極める。あなたもぜひ身に付けてみてはいかがでしょうか?

宮田明典

P.S①

リセールバリューの高い物件はどんな物件か?これからの時代を賢く生きていくためにも、正しい知識を身に付けましょう。

≫ 住まいとお金の勉強会 ≪

P.S②

先日のニュースで、メルカリで一番売れているのは、ユニクロといった身近で、誰でもサイズ感が分かるものだそうです。

 

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