時事・知識・マインド

これから育んでいきたい、住宅購入に欠かせない3つのリテラシー

2020年7月20日

名駅のスタバより、

あなたは「リテラシー」という言葉の意味をご存知でしょうか?

「リテラシー(literacy)」とは、読み書きができるといった基礎能力のことや、その分野の応用や活用力、理解力のことを意味しています。

単独で使われることは少なく、よく「○○リテラシー」のように使われます。

基本的にこの能力は高いほど良いとされ、人生においても好影響を与えるとされているものも多くあります。そんな中、住宅探しにとって必要な「リテラシー」にはどんなものがあるのかを説明していきたいと思います。

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1.マネー・リテラシー

日本は他の先進諸国に比べて、お金の教育があまりされていないと言われています。日本でお金のことを話すのは何となくタブーとされている風潮すらあります。

それに比べて、諸外国ではお金の教育をしっかり受けている分、ファイナンシャルプランナーなどのお金のプロを利用することへの意識もあり、アメリカでは友達にいたら便利な職業で、弁護士と医者に並んで数えられるくらいです。

欧米諸国では、住宅などの大きな買い物をする時は、ファイナンシャルプランナーに相談することが一般的です。なぜなら「お金の計画」がライフプランにおいて非常に大きな影響を与えることを知っているからです。

また住宅購入についても、欧米では資産形成の一環として考えられることが一般的で、住宅購入をうまく利用しつつ、暮らしを豊かにしていきます。

日本では、ファイナンシャルプランナーという言葉は知っていても、何をやっている人か良く分からないという意見も多く、正直マネー・リテラシーが高いとは言い難い状況です。

このマネー・リテラシーの範囲は多岐にわたりますが、人生を豊かに暮らしていくうえで欠かせないリテラシーの一つになります。

2.メディア・リテラシー

不動産の購入を考えだしたとたん、色々な不動産広告が目に入ってくるのではないでしょうか?

ポストに入っている新築マンションのチラシや、雑誌などの広告など、見るとついつい欲しくなってしまいそうな仕掛けもたくさんされています。

しかし、今世に出回っている広告は、決して嘘ではないものの、不都合な事実については触れられていないことも多くあります。

例えば新築マンションなどの「月々の支払●●円」や、「年収○○万円で都内に新築が買える」など、目を惹くキャッチコピーや売り文句もたくさん見かけます。

しかし、メディア・リテラシーでは書いてあることをすべて鵜呑みにするのではなく、その裏にある背景や事実に目を向けることで、正しい判断が出来るようになるというものです。

これだけ情報があふれている中で、情報に対する「目利き」も必要になってきているのではないでしょうか。

3.IT・リテラシー

これは物件探しに限ったことではありませんが、これからどんどん色んなWebサービスが誕生してくると予想されます。

当社でも「AIを使った資産価値判断Webアプリ」を提供していて、無料で利用できますし、正直なところ物件探しで使わない手はありません。

若い方の方が得意な方は多いですが、私の顧客で60を過ぎてもバリバリ使いこなしている人もいます。要はやる気ですね。

いかがでしょうか?

リテラシーというのは、はじめは得意で無くても使っていくことで、基礎能力があがり、結果として新しいサービスが登場しても比較的簡単に使えるようになります。

お金と情報、ITというのは、家探しに限らずあなたの暮らしの豊かさにも貢献してくれます。ただどうしても苦手だ、やりたくない、と思うのであれば、リテラシーが無くても上手くいくようなパートナーを探すことをお勧めします。

あなたも、少なくとも先にあげた3つのリテラシーを身に付けるようにしてみてください。

宮田明典

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