時事・知識・マインド

不動産価格のピークの見極め方

2018年5月29日

オフィスのデスクより、

いつの間にか株価も20,000円を超えて、今僕がこの記事を書いているときは22,000円前後をウロウロしています。

株価は好調ですが、これまでのように実態経済がどこまで良くなっているか、微妙なところです。

さて、なぜ突然株価の話を僕はし始めたのでしょうか?それはある不動産の格言に関連するものです。その格言とは次のものです。

「不動産の価格は株価より1年遅れで連動する」

 

この格言は、もともとソフトバンクの金庫番として急成長期にあったソフトバンクの財務を支え、今はSBIホールディングスのCEOを務める北尾吉孝氏です。

以下、北尾氏のインタビューでの引用です。

不動産の市況は株式市況に比べると、1年遅れます。ピークは株のピークの一年後にきます。経済をマクロでずっと観察していれば、そういうことがわかってきます。近年でも不動産価格がガタッと落ちた時期に、最低だと判断したタイミングでマンションを複数買いました。とくに、僕がカラーエリアと呼ぶ、白金、赤坂、銀座など、地名に色が付く地域です。まさに上昇に転ずる前で、その後に全部売却しましたが、大幅に利売りでした。

ちょうど1年前の今頃は、20,000円で天井をつけて、しばらく下がってまた盛り返してきたところです。

真偽のところはハッキリとは分かりませんが、これが本当だとすると、その後株価は上がっているので、不動産もまだしばらくは上がりそうだということになります。

日経株価へのリンク

ただあくまで北尾氏の話は投資マネーが多く流入する東京の話です。

投資マネーがそこまで多く流入していない名古屋ではどこまで当てはまるか疑問ですが、タワーマンションはよく不動産よりも金融商品に近いなんて揶揄されたりもします。

なんにせよ、これからの不動産価格の推移を予想するのには参考くらいにはなるのではないでしょうか?

宮田 明典

P.S

名古屋の不動産は、リニア開通を見据えてか、トヨタの好調のおかげか現在は堅調に推移しています。東京の不動産市場も取引で関わることがありますが、やっぱり東京は高いですねー。

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