インスペクション

【中古戸建て】インスペクションを実施した事例です

2018年5月21日

オフィスのデスクより、

先週、契約予定のお客さまが購入しようとしていた、鉄骨造3階建てのインスペクションを実施してきました。

最初お客さまは、リフォーム済みの物件で売主が不動産会社となる物件で、2年の瑕疵担保責任期間もあるし、必要なのかな?という感じでした。

マンションであればともかく、戸建なので念のため見てもらいましょうと、僕らとお客様のご家族の説得によって実施が決まりました。

戸建のインスペクションは、基本パックと床下や天井裏も見るためのオプションという構成になっています。※ホームインスペクターの所属する会社や組織によって変わります。

とりあえず床下や天井裏のオプションは状況次第にしておいて、基本パックのみの申込となりました。この時期は比較的取引も少ないせいか、予約してから実施までの日程も短くて済みました。

そして実施日、建物も大きかったので、ホームインスペクターの方が2名で来ていました。

これは専用の機械を使って建物の傾きを調べています。多少の傾きは発見されましたが、問題になるほどの傾きではないとのこと。基本的にほんのわずかな傾きというのは、中古戸建てに限らず新築にも発生します。

基礎の部分に少し大きなクラックを発見。少し不安を感じましたが、その他の部分を確認して構造躯体に問題があるクラックでは無さそうとのこと。ここもそのままだと雨水が侵入してしまうので、売主に補修してもらうことになりました。

構造躯体だけでなく、ドアの建て付けであったり、設備のチェックなどもしていきます。この時は水道が通っていなかったので、給排水管の確認が出来ませんでしたので、契約後に再度インスペクションを行い、もし何か問題が発生した時には、売主様に修繕してもらえるように契約書の特約として付け足しておきました。

結局オプションの天井裏も見てもらう流れになりました。

天井裏の様子。断熱材が一部劣化していた箇所があったので、それも取替えてもらうことになりました。これはインスペクションをやらないとまず発覚しなかったポイントです。その他雨漏りのあとも探しましたが、雨漏りの後はありませんでした。

外壁にはエアコンの穴が開いたままになっていたり、シーリング材が一部劣化している箇所もあったので、そこも補修対応をしてもらうことになりました。

15時頃からはじまったインスペクションも終わりが近づいたころには3時間ほど経っていました。結局その時に修繕箇所の指摘をもらい、構造躯体に関わるような欠陥はなかったものの、いずれ影響を及ぼしかねない箇所と、補修が必要な箇所と全部で18か所もありました。

お客さまは一緒に立ちあっていたので、売主に連絡をとり、インスペクションの結果報告と修繕の約束を取りつけ、契約の締結に至ることが出来ました。

最初は、必要あるの?なんて言っていたお客さまでしたが、終わってみれば「やってよかった」とおっしゃていました。

あなたも住宅を実際に購入(契約)する前には、是非インスペクションを行うようにしましょう。またインスペクションの段取りや実施になれた不動産仲介業者を選ぶようにしたいですね。

宮田明典

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