業者選び

住宅購入の成否は業者選びにあり

2019年3月20日

オフィスのデスクより、

不動産の購入にあたり、成否を分ける要因はいくつかありますが、そのひとつにどこの不動産仲介業者に依頼するかというポイントがあります。

実は不動産ほど誰から買うかで結果が変わる商品もなかなかありません。まったく同じ物件を購入するとしても、どこから購入するかによって全く結果が違ってくることもあります。

特に中古住宅であればこの傾向が大きくなります。実際に具体例を挙げてみましょう。

不動産仲介業者Aで購入

例えば、あなたは不動産情報サイトを見ていて、希望のエリアで築25年の中古戸建てが3,000万円で売りに出されているのを見付けました。内装も綺麗にリフォームされていたので、すぐに住むことも出来そうです。

不動産情報サイトから問い合わせて、内覧の時にやってきたのは不動産仲介業者A。あなたは物件を見て気に入ったため、購入の意思を伝えます。

業者Aはその意向を受け、売主と話しを取りまとめ、無事成約にいたります。インスペクションについても確認されましたが、良く分からなかったし、リフォームされていたので特に必要ないかと考え、実施しませんでした。

他には何をしたら良いのか分からなかったので、段取りなどはすべて業者Aに任せていました。

不動産仲介業者Bで購入

あなたは同じく不動産情報サイトを見ていて、気になる中古戸建てを見付けました。

問い合わせてやってきたのは、不動産仲介業者B。あなたは物件を見て気に入り、購入の意思を申し出ました。

業者Bはその物件を見て、物件はきれいであるものの、目に見えないところも心配なのでインスペクションを勧めました。

また耐震基準が2000年6月以前(※後章参照)の物件であったため、耐震性にも不安があるので、耐震診断も進められました。自治体に無料で耐震診断ができる制度があったので、費用はかかりませんでした。

インスペクションの結果、断熱材が劣化していたので、その対応にかかる費用は売主さんと価格交渉の結果、その分の費用を引いてもらうことで話が付きました。

また耐震診断の結果、現行の耐震基準に満たないとの結果だったので、耐震改修工事を行うことになりました。耐震改修にかかった費用は自治体に1/2まで補助が受けられる制度があったので、そちらを利用しました。

また業者Bが、書類の手続きなどの手配をしてくれたおかげで、住宅ローン減税も適用されるようになりました。今の所得や借入額から考えると10年間で300万円近く戻ってきそうです。

何をしたらよいか詳しく分かりませんでしたが、業者Bが的確な判断と知識をもって動いてくれたので、安全な家を納得できる形で購入することが出来ました。

不動産業者を選びもあなたの責任

いかがでしょうか?客観的に業者Aと業者Bのどちらから購入したいですか?

これは極端な例ではなく、住宅取引の中ではよく起こり得ることなのです。例え、後からあなたが業者Aに対して文句を言ったところで、どうにもなりません。

なぜ不動産仲介業者、ならびに担当者選びが重要か分かっていただけましたでしょうか?これがほんの一例ですが、現実にこのようなことが多く発生しているのです。

あなたは、どんな不動産仲介業者から購入したいですか?

宮田明典

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