時事・知識・マインド

住宅を探すときは期限は決めておいた方がいい?

2018年4月27日

星ヶ丘テラスのスタバより、

家を探すうえで、正しい順番があります。まずは無理なく支払える金額から予算を割りだして、その予算に応じてエリアをある程度決めていきます。

そして予算とエリアが決まれば、いつまでに購入するか、期限を決めます。決めずに差がしている方もいらっしゃいますが、期限を決めずに物件を探すリスクについて考えてみたいと思います。

不動産仲介業者が本気で相手をしてくれない

決めずに探す方もいますが、期限を決めずに探している人に関しては、あまり不動産仲介業者も頑張ってくれません。なぜならいつ購入するか分からない人は、決断をすることが難しいという定説があるからです。

期限が決まっていれば、どこかで希望に近い物件を見付けなければいけないと考えて動きます。どこかで決めてくれるお客さんであれば、営業マンも一生懸命物件を紹介してくれたり、気にかけたりしてくれます。

「そんな現金な」と感じるかもしれませんが、営業マンである以上、可能性のある方に時間を割きます。中には長期に渡って物件を紹介してくれる人もいますが、9割以上の営業マンは「本気度」の高いお客様を優先しがちです。

期限が決まっていない=本気度が低い?

期限が決まっていなければ、まだ他にもいい物件が出るかもしれないと考えて、見送ることも出来ます。そもそも家を購入するということは、大きな買い物だけに、決断には勇気がいります。

決断すること自体が大きなストレスになり得ることから、決断を先延ばしに出来る状況の人は、なかなか物件を決められない方が多い傾向にあります。そして決断の先延ばしをするということは、どんどん条件を厳しくしてってしまうことになります。

決断を先延ばしにすると、家が買えなくなる?

決断の先送りを繰り返しているとどんなことが起こるか考えてみましょう。決断を先送りにすることで、今決断を見送った家よりもいい条件の物件が出ないと、心理的に買うという決断が出来なくなってしまいます。

なぜなら、見送った物件よりも劣る条件の物件を選ぶということは、過去の自分の決断を否定することになるからです。人は心理学的にも、自分の判断に肯定的な理由をつけようとします。

つまり、「自分が見送ったのはこの条件で満足することが出来なかったらだ」という理由をつけて自分の決断を正しかったものにしようとします。

こうなると、どんどんあるはずもない物件を探すという負のスパイラルに入りこんでしまいます。特に今の市況は、相場が上がっているところで、金利も上昇傾向なので、時間が経てば経つほど購入できる物件の予算は下がっていきます。

当社に問い合わせてきた方で、住宅を探し始めて5年近く経っても購入出来ていない人もいます。その間の家賃や、相場の変動などを考えると、もったいない気がしますが、当の本人は薄々気づいていたとしても、その事実を認めるわけにはいかない心理状況に陥ってしまいっています。

こうならないためにも、住宅を探すときは、情報収集に時間をかけるのは構いませんが、家を購入すると決断をしたのなら、期限を区切るようにしましょう。また同じ理由から、「いい物件があれば購入する」というスタンスも出来れば避けるべきでしょう。

あなたも、あるはずもない物件を探し続けるような負のスパイラルに入りこまないように、いついつまでに購入するというのをある程度決めてから住宅探しをするようにしましょう。

宮田明典

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