時事・知識・マインド

民泊をめぐる動きで気を付けておくべきこと

2018年1月18日

自宅の書斎より、

昨日ニュースを見ていたところ、「SUUMO」と民泊サービスの最大手である「Airbnb」が提携するというニュースがやっていました。

内容は「SUUMO」が賃貸用として募集している部屋に、所有者の許可が得られれば「Airbnb」のサイトで紹介して、空き期間を民泊として貸し出せる、というものだそうです。

いちいち登録業者の届け出をするのか?

民泊物件は普通は家具付きだけど、家具がない物件はどうするんどろう?

とか、色々疑問も浮かびましたが、民泊は不動産市場では大きな流れの一つになっています。

今回は住宅探しにも決して無関係ではなくなって来た民泊をめぐる動きで気を付けておきたいことについて説明します。

名古屋市では住宅地で平日の民泊が禁止に!?

名古屋市は1月11日に民泊条例の骨子案を公表しました。

その内容は、住宅地における平日の民泊利用を禁止するというもの。

ここでいう住宅地とは、「第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域」の4つの地域が当てはまります。

比較的、一戸建てなんかが多い閑静な住宅街の多くがこの地域にあてはまります。

この条例が施工されれば、かなりの数の民泊物件が住居専用エリアからなくなるのではないでしょうか?

そのようなエリアに住む人にとっては朗報ではないでしょうか。

民泊を管理規約で禁止するマンションも

ここ最近、民泊が増えてきたことによって、マンションの管理規約で部屋の民泊への貸し出しを禁止するところも出てきているようです。

僕が仲介した物件ではまだあまり見かけませんが、これからは増えてくるのではないでしょうか?

すべての宿泊客ではないですが、やはりモラルの面で色々問題はありそうです。

実際にAirbnbのサイトを見ていると一軒家もいくつかあります。

エリアも名駅、大須、栄周辺が特に集中している気がします。

名古屋ではまだまだ登録数が少ない

僕は東京出張の時に、一人で行くときは民泊を利用するときもあります。

ホテルが異常に高く、民泊の方が安いですし、色んなバリエーションもあって家を扱う仕事をする身としては楽しくもあります。

そして名古屋の物件を見ると、東京に比べてはるかに少ないです。

なので東京ほど民泊が問題になることも、まだまだ少ないのかなというのが正直な感想です。

ただし、名古屋のホテルも実は不足気味だそうで、今後は民泊物件も増えていくかもしれません。

民泊物件が増えるということは、それだけ名古屋の街に魅力があるということで、それはそれでうれしいですが、同じマンションで民泊に貸し出されている部屋があると不安に感じる方も多いのではないでしょうか?

あなたも物件を探すときは、周辺に民泊物件が出ていかいか、マンションの管理規約はどうなっているかなどを確認するようにした方が良いかもしれませんね。

宮田明典

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