時事・知識・マインド

常識を疑ってみる

2017年12月19日

オフィスのデスクより、

今年も残すところ、あと僅かになってきましたね。

仕事も実働を考えれば10日もありません。

今年のことを振り返った時にあなたは何を思い浮かべますか?

僕は夏に雨が多かったイメージがあります。

8月に東京で20日くらい連続で太陽が出なかった日が続いたりしましたよね。

実際のところ何月に雨が多いのか気になったので、気象庁のデータを見てみました。

そしたら実は、一年で一番雨の多い月は、なんと9月でした。

意外な感じがしませんか?

そして2位が10月、3位が9月。

雨の多いイメージの梅雨はそのあとの4位と5位です。

随分イメージと実際のギャップがあり、僕も意外でした。

エリアの常識を疑ってみる

少し気になったので、今度は違うデータを調べてみました。

次に調べてみたのは名古屋市の犯罪件数。

強盗や恐喝といった重点罪種(10種)というものですが、平成27年の件数が多かった順に並べていくと、

1位 中区、2位 中川区、3位 中村区。

この辺まではあなたの感想としてどうでしょうか?

 

ちなみに4以下を見ていくと、、、

4位 北区、5位 千種区、6位 西区。

少し意外な区が出てきました。

この年がたまたまかと思い、前の年のも見てみたのですが、順位こそ違えども件数自体は多かったです。

逆に少ない順位ですが、

1位 熱田区、2位 瑞穂区、3位 天白区

1位は面積が狭いのも影響しているかもしれませんが、その他はまあ順当です。

住宅の常識は?

このように、なんとなくイメージを持っていても、実際にデータを見ると違っているケースというのは、今回の件に限らず多々あるのではないかと思います。

たとえばエリアの話だけでなく、住宅の話でも、

・木造より鉄骨造の方が地震に強い

・木造は家事に弱い

・中古住宅より新築のほうが寿命が長い

これらは、一般的に常識とされていますが、実はそうでもないですよ、というものの例です。

イメージというのは、どこかで誰かから聞いた話だったりするものが多く、根拠のある話でないことが多いです。

しかしながら、僕らは生活の中でこのイメージがあることで、物事の判断をあまり考えずすばやくすることに役立っています。

ただ、大事な判断をするときなどには、一度常識を疑ってみることもいいのかもしれません。

宮田 明典

 

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