時事・知識・マインド

家を買う時には、「快適さ」以外に何を求める?

2019年10月25日

オフィスのデスクより、

私の実家は稲沢市にある一戸建て住宅です。

近くにバス停(止まっているのをほとんど見たことがありません)があるものの、駅までは結構離れていて、自転車でかっ飛ばして20分くらいのところです。

高校の時は名古屋の高校に通っていたので、毎日駅までの距離を自転車で走り、雨の日は45分くらいかけて歩いていました。

今でこそ、よくそんなことしてたなと我ながら感心しますが、その当時は特に疑問を持つこともありませんでした。

両親の実家は山口県と富山県でしたので、親族の所有していた土地などでは無く、中古の一戸建てを購入しました。

ちょうど私が小学校1年生の時に家を購入していたので、約30年ちょっと前のことです。

そのころの金利を見ると、変動で6~7%と今ではあり得ない金利です。

母親も働いて父親の退職までには完済していました。同じくらいの年頃になって両親の立派さに感心します。

しかし私にとって懐かしい家で、思い出もたくさんあるのですが、立地はへんぴなところ。

30年以上が経ちますが、周辺の発展もほとんどありません。

建物も旧耐震のころの建物で、特にメンテナンスもしていなかったので、残念ながら価値はありません。

もちろん、そんなこと親には言いませんが、資産価値としてはあまり無いだろうなと考えてしまいます。

家に何を求めるか?

家に何を求めるかは、人それぞれだと思います。

広さだったり、利便性であったり、快適さであったり。

しかし、これからは人口が確実に減っていく世の中において、快適さ以外にも求めるものがあります。

それは、ずばり資産価値だと思っております。

今と昔では状況が変わっている

私の両親が自宅を購入した30年前と今とでは状況が大きく違っています。

住宅ローンの金利は当時からしたらあり得ないほど低くなっています。

その分住宅の購入に対するハードルは下がっていますが、少子高齢化が進み、老後の生活への不安など、将来の様々な不安要因も増えつつあります。

こんな時代だからこそ、何も考えずに住宅を購入することは止めた方がいいと思います。

将来まで考えて住宅を購入する

不動産情報もインターネットが普及したことにより、誰でもパソコンやスマホを使って気軽に探せるようになりました。

不動産情報だけでなく、色んな情報を収集することが出来ます。

情報があり過ぎて、また違う難しさがあるのですが、これからは資産となるような住宅を探しをこころがけていくことが大事になってきます。

暮らしや家に対する理想ももちろんですが、住宅ローンという借金を抱えるからこそ資産であることに安心感も持てるのではないでしょうか。

あなたも、今の住宅に対する希望が資産の面から見てどうなのか。

今一度見直してみるのもいいかもしれませんね。

宮田明典

P.S

こういった話をしていると、良く聞くのが分からないことが多すぎて何をしたらいいか分からないということです。

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