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火災保険に水害補償は付けるべき?

2017年8月8日

自宅の書斎より、

8月だというのに台風や戻り梅雨など、亜熱帯地域のような天気なこのごろの日本。

夕立というよりもゲリラ豪雨と呼ばれる局地的に集中して降る現象も多発しています。

それに伴い水害被害がとても増えています。

今から10年近く前だったと思います。

まだゲリラ豪雨という言葉も無かったころです。

ちょうど不動産営業を始めて2年目くらいのことでした。

とあるお客様に大曽根の物件を購入していただきました。

その方は近所の方に色々話を聞いて「生まれて60年、水害なんか無かったよ」という話を聞いて火災保険の水害補償は付けなかったそうです。

その話を聞いてからほんの3ヵ月後。

局地的な大雨が降り、大曽根はほんの数時間ですが、床上浸水しました。

たとえほんの数時間といえども、水に浸かってしまうとアウトです。

その時に提出した見積もりはウン百万でした。片手は超えてました。

その後僕は保険の仕事をするようになったのですが、この出来事を経験していた僕は、火災保険を契約してもらう時は、高台でなければ水害補償の提案もするようにしていました。

住宅購入するときの火災保険は、長期契約のことが多いので保険料は高いです。

特に戸建の場合は、マンションに比べてかなり高くなります。

しかも水害をつけないだけで保険料は結構変わります。

色々と引っ越しなどでもお金がかかるので、費用を抑えたい気持ちは分かるのですが、それを承知であえて声を大にして言ってきました。

昔は水害が無かったエリアでも今は水害が発生しています。

冒頭のお客様が水害補償を付けなかった差額は10万とか20万円だったかもしれませんが、水害で受けた被害はその30倍も40倍もしたのです。

保険をやっていた時はこういう台風や大雨が来るたびに、顧客に被害がないかドキドキしていたものです。

実際に被害があっても保険で補てんされるというのは、本当に心強いと思います。

色んな保険事故を経験しているからこそ、補償は厚くしておくこと越したことはないと思っています。

たかが保険、されど保険です。

あなたも住宅購入の時には、保険を検討すると思いますが、見た目の値段だけを見るのではなく、こういったリスクが起こったら生活にどんな影響が出るかをよくよく考えてプランを決めていくようにしてくださいね。

宮田明典

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