ライフプラン

住宅ローンの返済にも計画を

2017年4月29日

オフィスのデスクより、

最近では結婚する人の平均年齢が上がってきていますが、住宅を購入する人の平均年齢も上がってきているそうです。

30代後半や40代前半で住宅を購入する方も増えてきています。また独身の方の住宅購入が増えてきているのも最近の傾向ではないでしょうか。

いずれにせよ、住宅を購入する時期が遅くなるということは、住宅ローンを借りる時期が遅くなるということです。

住宅ローンを借りるのが遅くなれば、同じ年数で借りた場合、完済時年齢が遅くなることになります。

老後にはできるだけ残債を減らしておくことがライフプラン上、とても大事です。

例えば40歳で住宅ローンを30年で借りた場合、完済年齢は70歳になります。

収入が減ることが明らかな老後に住宅ローンが多く残っているのは怖い気がしますよね?しかし実際は珍しくない話です。

具体的な返済プランを

ここ最近ではリタイアの時期を超える住宅ローンを組むのは珍しいことでは無くなってきました。

家計にとってステージ毎に収入と支出のバランスが変わってくるので、本当はその時々に合わせた返済額に出来ればいいのですが、実際のところはそういうわけにはいきません。

ですから、なるべく長く支払額を抑えた借り方をすることが多いです。

しかし期間が長いということは、言い替えると返済負担の先送りでもあります。

借りる時には、とりあえず繰り上げ返済をしていけばいいやと思っていても、無計画だとずるずると先延ばしになってしまい、気づいた時にはリカバリーが難しくなっていることもありえます。

そうならないようにするためには、具体的な返済プランを計画しておくことが必要です。

お金の戦略は予算だけではない

よくライフプランニングの目的を予算を決めるためだけのものと考えてしまう方も多いのですが、実はそれだけではありません。

もちろんライフプランニングから導く予算というものは非常に重要なのですが、どのようにしてお金を返していくのかという計画も同じくらい重要です。

実際にライフプランニングをすると、家族のステージによって収支のバランスがかなり違ってくることに気がつきます。

夫婦二人の時や、子供が小さいときはプラスの収支になりやすいですが、子供が大学に進学する前後では負担が増えます。

そういったシミュレーションをもとに、どのタイミングでどれくらい返していくかという計画が、お金の戦略には欠かせません。

何とかなるだろうという楽観論は禁物

年齢が若ければ、ライフプランの修正はしやすいですが、年齢が上がれば上がるほどライフプランの修正が難しくなります。

住宅ローンの返済期間は長期にわたるものが多く、ついつい何とかなるだろうという楽観論を持ちがちです。

しかし期間が長いだけに、手遅れになってしまう可能性も大です。

ですから、何とかなるだろうという楽観論は気持ち的には必要かもしれませんが、事前にしっかりとしたお金の戦略をもつことが必要です。

あなたも将来困ることがないように、しっかりとした計画を持つようにしましょうね。

宮田明典

当社では、具体的なお金の戦略を考えていく、住宅FPシミュレーションというサービスを提供しています。

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まだ具体的でないし、そもそも分からないことが多いという方は、勉強会に参加することで基本的な考え方を理解できるようになっています。

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