不動産

これってサービスルームなの?

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オフィスのデスクより、

11月8日の未明に、道路が陥没した博多駅前。ニュースで見ましたが、ありえないような事故にびっくりしました。

僕は以前、サラリーマンだったころ、3ヵ月に1回くらいのペースで福岡に出張していた時期があったので、「あの場所で!?」という感じでした。

名古屋で言えば名古屋駅前から東に走る桜通が陥没するようなものですからね。けが人がいなかったのが不幸中の幸いです。

それから1週間で復旧したというのも、その速さに驚きました。

そして事故の映像を見ていて、マンションの杭が剥き出しになっている映像がありましたが、マンションの杭をああやってみるのも珍しいなと思いながら見ていました。やはり職業病ですね。あの映像を見て、僕の脳内にはマンションの杭の絵が浮かんでいましたから。

この仕事をしているから、当たり前に知っていても、そうじゃない人にとっては何だろう?と思うことも多くあると思います。

よく受ける質問のひとつに、間取りに書いてある、3LDK+「S」とか「DEN」といった表記のことがあります。

「S」はサービスルームや納戸のことで、「DEN」は書斎のことを指します。

他にも「N」…納戸、「WIN」…ウォークインクローゼット、「SIC」…シューズインクローゼットなどもあります。

よくこういう表記の間取りを見ていて、たまに3LDK+Sと書いてあるけど、4LDKじゃないの?と感じることがもしかしたらあるかもしれません。

納戸なら物置のイメージなのですが、間取りを見ていると少し狭いものの、普通の部屋にしか見えないということがあります。

実は、これ採光が関係しています。

居室として扱えない「無窓居室」とは何か?

住宅で「無窓居室」といえば、それは必要な採光基準を確保できていない部屋のことを指します。

そもそも建築基準法では、窓の面積(有効採光面積)を部屋の床面積の1/7以上設けなければいけないとされています。

ですので、窓のない部屋はもちろん、この規定に当てはまらない、窓の小さい部屋については「居室」として表示できないことになっています。

そもそもなんでこの採光基準が設けられているかというと、人は日に当たらないと不健康になるから、というものではなくて(笑)、火災などの防災時に窓から逃げられる広さが必要と考えられているからです。

「無窓居室」は部屋として使えないのか?

じゃあ、「無窓居室」は部屋として使えないのかというとそんなことはありません。

たしかに、明らかに納戸として作られた部屋であれば、そもそもコンセントやテレビアンテナが通っていなかったりすることもあります。

しかし、中にはクローゼットも用意され、電源などもあり、他の部屋とそん色のない造りの部屋もあります。

使い方は、基本的には住んでいる方の判断に任せられます。

窓の大きさの関係で、サービスルームと表示されているだけで、普通の部屋じゃんと思える間取りはたくさんあります。

ただ、このことを知っていると、おおっと思われるマメ知識にはなると思います。

宮田明典

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