住宅情報履歴

無くさない仕組み

一宮駅のプロントより

水曜日の話、ここのところ寒くなってきたので、少し衣替えをしようとクローゼットの衣類を色々出し入れしていました。衣替えとはいっても朝、何を着ようか迷っている最中に色々去年の服を取りだしているので、服がごちゃごちゃしています。

頭の中ではある程度これ着ていこうと思っていたのがあったので、その目的のものを探していました。

でも探せども探せども見つからない。朝の時間のないときなので少し慌てながら探していました。

そうしたら、クローゼットの上にしまってあった大きな衣装ケース(透明なプラスチック製のもの)が、なんとバランスを崩したのか落ちてきました。

その衣装ケースは座っていた僕の頭に直撃。プラスチック製なので、痛さは多少あるものの、重さがあるのでどちらかというと首や肩がグキッってなるような感じがしました。

まさかむち打ちかと思いながらも、出来れば気のせいであってほしい。何となく首や背中に違和感を持ちながら一日を過ごしました。

そして翌日。

もう確信しました。

むち打ちです。

最悪です。

午前中は打合せがあったのですが、午後は行きつけの整形外科が休みだったので、行くことも出来ず。ちょっと探しものが見つからずに慌てて探していたらこんなことに。

人によってはきちんとした性格で、どこに片づけたか分かると思うのですが、僕はどちらかというと表面は綺麗好きなので綺麗にしておくのですが、押入れとかが混沌としているタイプなので、どこにあるかたまに分からなくなります。世の中にはもっとずぼらの人もたくさんいると思いますし。

よく不動産を売りに出したりする時に図面関係の書類があるか尋ねるのですが、半分くらいの確立でなかったりします。耐震対策をするときなどは、図面を参考にしたりすることもあるので、無いと困る時の方が多いです。途中でリフォームをしたのなら、その情報もあったほうが、売却にも良い影響が出てきます。

そんなずぼらな(?)人のために、最近では「住宅情報履歴サービス」というものがあります。これはどんなサービスかというと、紙だけでなく電子帳票で保管しておきますというものです。

これであれば、書類を無くしても安心。まさに無くさないための仕組みです。

メリットとしては、

①電子データなので劣化が無い。

②災害時でもデータは残っているので復旧がしやすい

③売却時に利用できる

などがあげられます。

保管できるデータは長期修繕計画やリフォームの履歴など、書類だけでなく写真なども保管できるので、売却時のプラス査定になります。

イメージしていただきたいのですが、例えば中古自動車でメンテナンス履歴があるものと無いものだと、同じ条件であればどっちが欲しいと思いますか?人というのは、何があるか分からないことに対して不安を感じるのであって、分かっていることに対しては対策が打てるので気持ちの持ちようがかなり変わります。

ですから、今後はこういった電子サービスを活用することで、いざとなった時に困ることはありませんし、クローゼットを探していて衣装ケースでむち打ちになることもありません。

新築の長期優良住宅ではこの制度の利用が決められているのですが、中古住宅ではほとんど知名度はありません。それでもメリットは多いのでぜひ活用したいものですね。

ちなみに当社では、この「住宅情報履歴サービス」をアフターサービスの一環として提供しています。

宮田明典

P.S

むち打ちになってまで探した服は結局見つかりませんでした。捨てちゃったのかもしれません。これが本当の骨折り損、なんてね。

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