時事・知識・マインド

マンション格差で失敗しないために

オフィスのデスクより、

最近、豊洲の話を聞かない日はないくらい、ホットな話題ですよね。豊洲と言えば、不動産市場では結構人気のエリアだっただけに、この報道における影響はどうなのでしょうか?

これまではそこまで問題にされていなかった埋立地や土壌汚染がクローズアップされています。風評被害に近いものもあるかもしれません。今の状態ではすこし消費者心理には影響はしそうですが、時間が経ったら忘れてしまうんだろうなと考える今日この頃。(この問題以前に若干売れ行きは落ちているみたいですが、、、)

たとえば、一時世間を震撼させて「姉歯事件」を覚えていますか?販売会社であるヒューザー社と組んで、耐震基準に満たない物件を多く作り販売して人が住んでいます。結局、ヒューザー社が破産したため、物件を購入した消費者は補償を受けることが出来ず、瑕疵保険という消費者保護の制度ができたきっかけとなった事件でした。

結局、姉歯物件とよばれるマンションはどうなっているかというと、東日本大震災があっても、破損もなくこれまでのところ問題は無さそうです。しかし、そのマンションは今も売るときには価格面にダイレクトに影響しています。

そんなマンションの価格についてですが、ここ最近ネット上で情報を入れるだけで価格が分かるようなサービスが複数のIT企業からリリースされています。ソニー不動産とYahoo Japanが提供している「おうちダイレクト」なんかが有名ですが、各社しのぎを削っています。

価格の分かるエリアは東京都内23区に限られているものが多く、今は名古屋にはまだないですが、将来的に主要都市へサービスが広がってくる可能性があります。

買いたい、売りたいマンションの価格の目安はいくらなんだろうとリサーチするのは便利ですが、仕事関係や友人などから送られてくる年賀状やその他情報を頼りに、いくらくらいの資産価値があるんだろうと好奇を持って見る人も出てきそうですね。

また最近では「収入格差」ならぬ「マンション格差」がささやかれています。同じ年齢の人が同じような価格のマンションを買ったのに、30年経ったときのマンションの資産価値は雲泥の格差がついているというもの。

例えば中古住宅の評価基準となるのは「場所とモノのスペック」です。

①どの駅から徒歩何分か?

②広さ、間取り

③マンション自体の管理状況、コスト

④住戸の向きや、眺望

⑤住戸内の状態(リフォームの有無)

この中で重要な項目が3つあります。あなたは正解が分かりますか?

まず④については妥協しやすいと思います。

そして⑤についてはリフォームをすれば事足りるので、マンションの評価基準として重要なものは①~③の3つということになります。

これからマンションを購入しようとする方は、この3点に注意したほうがいいでしょう。

宮田明典

P.S

マンションを買う時には資産価値などに敏感な人が多いですが、買った後は無頓着になってしまう人って多いですね。こういったサービスで自分の資産価値が見える化するのはいいかもしれません。

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